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落語の起源

露の五郎兵衛、ってご存知ですか?落語のお題?いえいえ、お題じゃなくて、落語家の名前なんです。

今から300年も昔、京都の「噺屋」であった露の五郎兵衛が、落語のルーツだと言われています。それから、話術や物まねで飯を食う者が関西圏で目立つようになり、次第に江戸へも派生してゆきます。そんな落語の起源について見てみましょう。

露の五郎兵衛のお話

今の落語の噺屋のルーツをたどると、今からおよそ三百年以上前に、京都で活躍していた噺屋が「露の五郎兵衛」と言われています。寛永二十年の生まれで、主に野…

初代米沢彦八の活躍

彼の活躍は、生玉神社の小屋を本拠地として、「当世仕方物真似」の看板を掲げてから人気に火がつきました。「仕方物真似」は、身振り手振りが沢山入る物真似で…

二代目米沢彦八登場

米沢彦八の二代目が登場したのは、享保七年ともいいます。現代のように落語家の年代がはっきり分かる時代ではなかったので、いつ生まれて、いつ没したかは分か…

鹿野武左衛門の活躍

歴史上では、江戸での噺屋さんがいたようです。名前を鹿野武左衛門といいます。彼の生まれは上方生まれにもかかわらず、江戸に出てきたのには、理由があるよう…