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大正メディア革命
様々な様式、様々な名噺家を生んだ明治期を経て、さらに落語は新しい世界を獲得してゆきます。大正時代に起きたマスメディア革命です。
まずは落語を吹き込んだレコードの登場から始まって、大正末期にはラジオ放送が開始、日本国民と落語との接点は大きく変化し、その間口を広げました。
あの吉本興業もこの時代が創業ですが、噺家という職業形態、あるいはやはり優れた落語家のさらなる輩出が、落語文化と社会とのかかわりかたをも替えてゆきます。
東京落語の変遷
明治時代の派手な噺スタイルを嫌った初代三遊亭圓左が、「本格派の噺家がきちんと話せる場所が欲しい」という中で、落語を速記で出来る方が集まって、第一次…
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吉本興業の原点
明治末の上方落語は、「反対派」が多く、民衆はじっくり聞かせる落語の噺よりも、目を引く演出や芸に派手さがあった方が良いとされています。そのために…
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桂春圑治の活躍
吉本興業の月給制は、今でこそ当たり前のシステムですが、やはり安定を考えると、月給制が良いという考えが出てきました。特に吉本創世期の桂春團治の月給が…
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明治末期から大正へ
第一次・落語研究会は、本格的な実力者や人気者を生みだすきっかけになりました。その中でも、三代目蝶花楼馬楽と、初代柳家古せんは、多くの文人に愛された…
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